こんな悩みを解決できる記事になっています!
実際に出場してみて大会前に知りたかった内容を詰め込んでいます!
この記事でご紹介する「注意点とコツ」を知っていれば、初心者でも安心して当日を迎えることができますよ!
記事前半では当日の調整方法と持ち物を、後半では注意点と入賞のコツを解説するので、じっくり読み込んでくださいね!
当日の朝のコンディション
ベストボディ・ジャパン出場に向けて僕は以下の減量計画を立てました。
・減量期間 5ヶ月
・減量幅 73.1kg→62.0kg (−11.1kg)
5ヶ月の減量が終わり、とうとう大会当日になりました。
減量初期からみたい人は下のリンクから読めます。
大会当日の体重
大会当日の朝は水分と塩を抜いていたので一気に体重が落ちました。
水と塩を抜いてなんとか、最初に計画した目標体重62kgを切ることができました!
大会当日の見た目
大会当日の身体はこんな感じでした。
水と塩分が抜けきったことで筋肉と皮がくっついたような状態です。大会2日前から大量の炭水化物を摂っても、この状態になりました。
ここから大会当日の調整が始まります。
実際の大会の当日の流れに沿って、僕の調整方法をご紹介します!
大会当日の調整方法
僕が8月に出場した地方大会をもとに紹介します!
大会・会場によって時間が変わると思うので、参考程度に見てくださいね。
5:00「起床」
大会当日は余裕を持って起きました。
1食目が脂質が多めの食事になるからです。寝起きすぐに脂質が多い食材を食べることができる人はもう少しギリギリに起きても大丈夫です。
実際に僕は緊張からか、4時には目を覚ましていました。前日のカーボアップで糖質を取っていたのにもかかわらず、早朝に目が冷めてしまったのです。ただ、5時までは布団で横になり、身体を休めていました。
大会当日は時間に余裕を持った朝を迎えましょう!
5:15分「散歩」
朝起きてすぐに着替えて散歩に行きました。
太陽の光を浴びて、1日が始まることを身体に教えるためです。
このときはあくまで散歩です。有酸素運動ではないので、心拍数も上がらない程度で約30分歩いて気分転換をしていました。
6:00「1食目」
1食目は6時に白米200g、牛ロース200gを食べました。
パンプのためには脂質・糖質・水分・塩分が欠かせません。このときの味付けは岩塩のみです。このときは久しぶりの牛肉に感動しました。
1食目はステージ6時間前には済ませることで、ステージに上がるまでに固形物を2食、食べることができます。
7:00「当日の荷物の準備」
大会が午後からで当日の午前中は時間に余裕があったので、この時間で準備をしました。
- 予選、ファイナル審査用のユニフォーム
- スマホ
- 現金、クレジットカード
- ヨガマット
- トレーニングチューブ
- プッシュアップバー
- メモ帳
- いろはす285ml×2本
- ポカリスエット
- 小さめのお菓子
- サプリメント
- チャックで脱げる上着
- スリッパ・サンダル
- 大きめのタオル
- 手提げバッグ
- お礼用のお菓子
必ず公式ホームページから購入しましょう。
ベストボディジャパンは公式ユニフォームの着用が出場の要件になっています。
転売品や不用品販売サイトから購入して非公式だった場合、出場できない可能性や、表彰の取り消しの可能性があるため、必ず公式HPから購入しましょう。
忘れる人はいないと思いますが、必ず持ってきましょう。
大会当日にユニフォームが汚れたら、会場販売のものを購入する必要があるかもしれないからです。
僕の出場した地方大会では選手控室が狭く、ヨガマットのスペースだけがパンプアップの場所として使えました。
ヨガマットがないと、
・場所の確保のため
・体脂肪が薄く、地べただとお尻が痛い
荷物がかさばりますが、必ず持っていくことをおすすめします。
トレーニングチューブは必ず持っていきましょう。
全身パンプアップさせるためにトレーニングチューブは持っていきましょう。
胸のパンプにはプッシュアップバーがおすすめです。
トレーニングチューブでも大胸筋のパンプアップは可能ですが、会場にいる人と話しているとプッシュアップバーが1番パンプすると言う声が多かったからです。
実際にボクもトレーニングチューブで胸がパンプしている感覚は薄かったので会場に持っていきました。
事前にパンプアップの練習をして、トレーニングチューブで大胸筋がパンプしない人はプッシュアップバーを持っていきましょう。
大会当日の気温、自分の身体の様子を残しておくために必要です。
どの食材を食べて、身体にどういう反応があったのか記録しておくのに持っていくことをおすすめします。
ボクも今回の調整は、そこまで人と違うことをしませんでしたが、浮腫んだなとおもいます。今回のデータから次回に生かせることがあるかもしれないので、当日はメモを取るようにしましょう!
パンプアップ中の水分補給としていろはす285mlがおすすめです。
水分を2日前から減らしているため、500mlを持っていった場合に飲みすぎる可能性があるからです。水分を取りすぎるとステージ上での浮腫みの原因に繋がります。
小さめの容器に水を入れて飲み過ぎを防止しましょう。
大会終了後の栄養補給として持っていったほうがいいです。
大会直前から当日まで、水分・塩分を調整しているため、大会直後に電解質を補給するために持っていきましょう。
実際に浮腫むのが怖くて塩分と水分を調整したところ、大会直後に頭痛や立ち眩み等、脱水症状に陥りました。たまたまポカリスエットを1L持っていたので、すぐに飲んで対応することができました。
大会後の水分補給のために、飲む点滴と呼ばれているポカリスエットを持っていきましょう。
コンテスト3時間前で固形の食事は終了し、表彰式が終わる夕方までまともな食事を摂ることができません。
持っていくのにおすすめの軽食は
・ポテトチップス
・小さめの羊羹
・スニッカーズ
・せんべい
体積が小さくて、栄養がたくさん入っているものであればOKです。僕はポテトチップスを持っていきました。
コンテスト当日は固形の食事があまり取れないため、胃が張らないように体積が小さいお菓子類で空腹を満たしましょう。
アルギニン・シトルリンがあると安心です。
NO系サプリのアルギニン・シトルリンは血管拡張作用があり、筋肉の張りに貢献するからです。僕は予選ステージに立つ1時間前にアルギニン・シトルリンのサプリメントを5g飲みました。
当日のパンプアップに不安がある人は、安心感のためにもサプリメントを持っていきましょう。
大会当日は髪型も重要になり、上着を脱いだときに髪型が乱れないようにするためです。
さらにフードがない上着だとパンプアップ中に邪魔にならないのでギリギリまで着ていることができます。
夏の大会でも選手控室はエアコンが効いていて寒いことがあるので、上着は必ず持っていきましょう!
ステージには裸足で立つため、スムーズに移動できるように持っていきましょう。
実際に僕はモデル部門とベストボディ部門の2部門にエントリーしており、4回ステージ上に立ちました。モデル部門とベストボディ部門の間の時間はほとんどなく、戻ってトイレに行ったら次の出番がきたので、ゆっくり靴を履く時間がありませんでした。
会場内でスムーズに移動できるようにスリッパかサンダルは必要です。僕は家からサンダルで行きました。
予選前にヨガマットで横になるときには枕の代用として、パンプ中にお尻が痛かったら敷物の代用として使える便利物です。
なくても大丈夫ですが、あると便利でした。
ベストボディジャパンでは必要性があまり感じませんでしたが、あると便利でした。
直前まで使ったトレーニングチューブを入れたり、着替えを入れたり、リュックより手軽に持ち運びができるからです。
僕は応援に来てくれた友人やその場で仲良くなった選手に大会終わりに配りました。応援に来てくれた友人はお金を払って見に来てくれ、終わった後も差し入れをくれました。そのときに、感謝の気持を伝え、御礼の品を渡しました。気持ちの問題ではありますが、僕は持っていくことをおすすめします。
長くなりましたが、朝に当日の持ち物16選の準備を終えたら2食目を食べます。
9:00「2食目」
2食目は9時に白米200g、牛ロース200gを食べました。
2食目がステージ前最後の固形物の食事です。ステージのギリギリに固形の食事を摂ると胃袋が出てしまい、減点の可能性があるからです。
僕は3時間前には固形物での食事を終え、お腹が空いたら糖質・塩分・脂質が入っているお菓子を食べました。
10:30「出発」
持ち物を準備して家を出ます。荷物はスーツケースにいれることをおすすめします。スーツケースに入れることで身体が疲れなくて済むからです。
実際に僕はスーツケースを持っていなかったので、リュックと手提げバッグで行きました。荷物は想像以上に多くなり、移動中の1時間で肩は痛く、足も疲れました。
11:30「会場着・選手受付」
会場について選手受付を済ませます。開場前にはすでに多くの人がいて、予定より15分程度早く、受付が開始になりました。
会場によっては早く受付開始になるみたいなので、早くいって会場でゆっくりするのもありですね。
12:30「予選開始」
・規定ポーズ
・ウォーキング審査+フリーポーズ
2024年から規定ポーズ、フリーポーズが変更になっています。具体的な変更点は公式ホームページや公式YouTubeで確認しましょう。
予選後には写真撮影があります。僕はモデル部門とベストボディ部門にダブルエントリーしていて、進行の都合から、予選後の写真撮影はベストボディ部門だけでした。
予選終了後にファイナリスト通過者の発表がありました。僕の会場の場合、予選終了後、割と早く選手控室の入口のドアに張り出されました。
13:30「ファイナル審査開始」
・規定ポーズのみ
比較審査で1回目の規定ポーズが終わると、ピックアップ審査がすぐに始まります。
エントリーナンバーを呼ばれた人は前に出て、規定ポーズが始まります。最後の2人まで絞られ、ファイナル審査の終了です。
最後まで残った2名が審査終了後に握手やハグをしてお互いの努力を称え合います。(この瞬間は勝者のみが味わえます)
ファイナル審査の後はファイナル審査用の規定ユニフォームで写真撮影があります。
僕はポーズを考えていなかったので、予選と同じポーズで撮りました。事前にポーズを考えておけばよかったなとあとで後悔しました。
16:00「表彰式」
すべてのファイナル審査終了後、休憩時間がありますが、早めに控室に戻って待機しましょう。
表彰式に戻らなかった場合、順位の取り消しの可能性があるからです。
・全員1列に並び、ファーストフロントポーズで待機
・5位から1位(グランプリ)まで順番に呼ばれる。
5ヶ月間の減量によるボディメイクの結果は、
モデル部門優勝、ベストボディ部門3位でした!
人生で初めてコンテストに向けた減量を行い、期間も最長の5ヶ月間。
会社の飲み会も2ヶ月前から上司に謝りながら断り、周りに応援されて、一緒に合トレをしてくれる仲間に支えられて、この結果を得ることができました。
個人的に満足すぎる結果ではありましたが、今後も挑戦を続けたいという気持ちと、自分の課題がたくさん見つかったので努力を続けなければという気持ちが生まれました。
応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
大会当日の注意点3つ
ベストボディジャパン2024モデル部門グランプリベストボディ部門3位だった僕が思った、大会当日の注意点を3つご紹介します!
大会当日に知りたかった情報なので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
注意点1:時間に余裕をもった行動を!
余裕を持った行動を取らないと、下のような事が起こります。
- 選手控室の場所が狭くなる
- パンプアップの時間が足りない
僕は受付開始時間に会場につきましたが、すでに選手受付は始まっており、選手控室の大半が埋まっている状況でした。
空いている場所を確保したところ、入り口付近で人が通るため落ち着きませんでした。
また、予選の10分前にパンプアップを終えようと準備していたところ、20分前には選手が呼ばれ、満足にパンプアップができませんでした。
当初のスケジュールより早く進むことがあるため、時間に余裕を持った行動が必要だったと後悔しました。
注意点2:水の抜き過ぎには注意
初めてコンテスト出場する方は特に注意をしてください。
コンテスト直後の水分を持っていったにもかかわらず、表彰式の後の写真撮影などでゆっくり水分を取る時間がありませんでした。そのため、表彰式後に頭痛や腹痛、目眩など脱水症状に陥りました。
良い結果を取ることができましたが、体調を崩してしまったため、後味が悪く終わってしましました。
体調が崩れるほどの水分・塩分調整は控えましょうね!
注意点3:周りに流されない!
周りに流されて、自分の計画と違った行動をとるとデータがとりにくくなってしまうからです。
選手控室で他の選手がパンプ系サプリやお菓子類を自分と違うタイミングで取り始めると不安になります。ボクも不安から持っていっていたポテトチップスを予定より多く食べてしまい、ステージ上で浮腫んでいる感覚がありました。
次回のコンテストに向けて改善をしたいのですが、最初の計画と崩れてしまったため、どれくらい控えるかの目安がわかりにくくなってしまいました。
周りに流されずに自分の計画通りの行動をとりましょう!
入賞のコツ
初めての大会出場で、モデル部門優勝、ベストボディ部門3位だった僕が思う入賞のコツを紹介します。
コツ1:審査員にアピール
入賞のコツ1つ目は審査員へのアピールです。
いくら会場を盛り上げても、あくまで順位を決定するのは審査員だからです。
実際にステージ上の僕は8割は審査員を見て、2割は見に来てくれた人に対してアピールしていました。案外、審査員と目が合うのです。審査員と目があったときこそ、腹筋を固めて自分の身体をよく見せましょう!
友達や家族、恋人が見に来てくれて、その人達へ目線・笑顔を向けるのも大切です。しかし、順位をつけてくれている審査員へのアピールも忘れずに行いましょう。
コツ2:常にナルシストでいる
ステージ上では常にナルシストでいましょう。
入場の瞬間から審査が始まります。ステージに上がってから審査が始まる前に姿勢が崩れていると、審査員が見る気を失います。
実際に自分が審査する側に回ったときに、猫背で入ってきた人より、綺麗な姿勢で入ってきた人のほうが審査中も見たくなるはずです。
ステージ上では常にナルシストでいることで、グランプリに相応しい雰囲気が出てきます。
コツ3:その場を楽しむ
初めての大会は緊張しますが、その場を楽しむことも入賞のコツです。
会場の雰囲気に飲み込まれ、緊張しているとフリーポーズで縮こまってしまったり、表情が固くなったり減点の可能性が高くなるからです。
僕は友人と出場したこともあり、全く緊張はありませんでした。むしろ、初めて知り合った参加者に積極的に話しかけることで楽しい時間を過ごしていました。
楽しんでいるとそれが演技にも繋がり、結果的に入賞の確率を高めることができると思います。
ボディメイクで人生を楽しもう!
この記事では、当日の流れと持ち物16選、僕の大会の結果を紹介しました。
最後にモデル部門優勝、ベストボディ部門3位だった僕の当日の流れをおさらしていましょう!
・5時:起床
・5時15分:散歩
・6時:1食目
・7時:当日の荷物の準備
・9時:2食目
・10時半:出発
・11時半:会場着・選手受付
・12時半:予選開始
・13時半:ファイナル審査開始
・16時:表彰式
当日の流れを何度もイメトレすることで緊張せずに大会に挑むことができますよ。
僕は大会に出たことでボディメイクの楽しさを再認識することができました。しかし、大会に出なくとも、「今より5kg痩せた身体」「筋肉質の身体」を作ることで人生は変わります。
ぜひ、みなさんもボディメイクをして人生を楽しんでくださいね!